2022年9月1日(木)
水戸で皆川さん布絵展 古布に思い込め70作品 4日まで
古布を再利用した色鮮やかな作品が展示される「布絵展」=水戸市千波町
水戸市在住の布絵作家、皆川末子さん(75)と仲間たちによる企画展「布絵展」が、水戸市千波町のセキショウ・ウェルビーイング福祉会館(茨城県総合福祉会館)で開かれている。着物などの古布にそれぞれの思いを込めた約70作品が飾られ、訪れる人たちを楽しませている。

同展は、約20年前から同所で年1度開かれているが、新型コロナウイルスの影響を受け、今年は3年ぶりの開催となった。

布絵は、日本画の下絵を描き、顔料の代わりに着物や帯などの古布で創作していく、皆川さんが独自に考案した手法。

今展では皆川さんは、ロシアのウクライナ侵攻への悲しみと平和への祈りを表現した「悲しみを乗り越える 平和の絵」など3点を披露。また、17人の生徒たちは「浮世絵」や「羽子板」の色鮮やかなシリーズ作品などが飾られる。

友人と訪れた水戸市の主婦、大内洋子さん(80)は「靴や爪の色など色合わせが大変だと思うが、古布を大事に使っているのが分かる」などと見入っていた。

皆川さんは「3年間の集大成。作品を通じて、先人たちの魂が入った布と対話をしてもらえたらうれしい」と語った。

会期は4日まで。午前10時~午後4時(最終日は午後3時)。
古布に思い込め70点 水戸で布絵展
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茨城新聞 2022年9月1日(木)付 県央(20面)